再生医療｜シワ｜淀屋橋・肥後橋近くの【くすもと形成外科クリニック】

再生医療・自己PRP療法（自己多血小板血漿療法）

キーワード：PRP（多血小板血漿（Platelet-Rich Plasma; PRP）、PRP療法、再生医療、シワ（小ジワ・中ジワ・ 陥凹ジワ）、たるみ（タルミ）、美肌、瘢痕（キズアト）

 

PRP療法の対象

シワ（小ジワ・中ジワ）

たるみ（タルミ）・陥凹ジワ（脂肪注入との併用が効果的）

美肌

にきび瘢痕（アクネスカー（acne scar）、ニキビあと、アバタ）

瘢痕（キズアト）

 

対象部位

顔（眼の周り、口の周りなど）、頚部、手背など

 

PRP療法で効果が出る仕組み

血液に含まれる血小板は、止血効果を発揮することは広く知られています。

ケガや手術でのキズを治す“創傷治癒”に大きな重要な働きをしています。

これは、血小板の中に含まれる細胞成長因子が、線維芽細胞を増殖させることでコラーゲンやエラスチンなどを生成し、組織の修復に働くためです。

この「PRP療法」は、ご自分の血小板を濃縮し加工して、目的の箇所に注入することで

皮膚や脂肪、表情筋などの加齢変化や瘢痕（キズあと）、にきび瘢痕などに再生能力を与え、若返らせて治す方向に効果を発揮させることをめざした治療法です。

 

PRP療法の特徴

メリット

・PRPは、自己の血液由来であることから、安心、安全な治療です。

・細菌やウイルスなどの感染や異物性や毒性などによる合併症は基本的には生じません。

・通常、採血後1時間以内のPRP調製ための待ち時間で、施術ができるようになります。

・ダウンタイムは、局所の軽い腫れは2日程度で治まることが多いです。

　皮下出血があれば1～2週間程度で消退し、翌日よりコンシーラー等で隠していただいても大丈夫です。

・効果は、一般に1年以上といわれます。（個人差があります。）

デメリット

・時に皮下出血を生じることがあり、生じた場合は１～２週間で消退します。

・効果が出るのに、1か月程度を要します。

・効果が減じた時には、追加治療が望ましいです。

 

PRP療法の実際の方法

• 採血：通常、肘から20ccの採血を行います。これを2回遠心分離し、約２ccの血小板を濃縮したPRPを得ます。このPRPの調製に約30-40分を要します。
• 施術：PRP治療対象箇所をあらかじめ決めておき、特殊な細い多数針を使用して、均一に注入します。
• ダウンタイム：注入療法を行いますが、注入部位の腫れなどの2日程度を要します。内出血を生じた場合は、1～2週くらいで消退に時間を要する場合があります。
• 効果発現：PRP療法は注入した時に効果が出るのではなく、効果の発現に1か月程度を要します。小ジワや中ジワの改善、皮膚のハリが得られます。美肌効果や瘢痕が改善される効果もあります。陥凹ジワ（ほうれい線、眉間のシワなど）には脂肪注入を併用することでより改善が得られます。

 

当クリニックのPRP療法について

・厚生労働省へのPRP療法の再生医療実施の届出をしています。

・多くのPRP療法の情報を集めたうえでの治療を行います。

・施術者は、多くのPRP療法に関する内外の著作、講演を行っています。

・PRP療法の効果を十分に引き出す治療を行っています。

・PRPと共に得られるPPPを広い範囲に美肌治療に使用可能です（オプション）。

・特殊な細い多数針を使用して、痛みが少なく有効性の高い治療を行います。

 

治療対象部位の診断を行い、PRP療法が最適か、他の治療法がより適するかをご説明します。PRP療法が適する場合は、さらに詳しくPRP療法についてご説明します。

何なりとご相談ください。