形成外科｜にきび｜淀屋橋・肥後橋近くの【くすもと形成外科クリニック】

にきびは、赤く腫れたり膿を持ったニキビに至り、症状が長引くことがあります。

小さいものから大きいものまであり、それらが多発することが多いです。

にきびの炎症が治癒段階で皮膚に影響を及ぼして、にきびあと（ニキビ瘢痕）を残します。

皮膚の反応が強く赤く盛り上がって目立つ状態（肥厚性瘢痕）になったり、皮膚に多くのくぼみ（陥凹）を残したりと、目立つ状態になります。

最近はにきびのでき始めの段階であっても、にきびあとになることが分かってきました。

 

にきびの成り立ち

男性ホルモンの増加（思春期ごろから女性にも生じる）や皮膚の角化

→　皮脂の過剰な分泌・毛穴が詰まる　[アクネ桿菌増加]

→　微小面皰（めんぽう；コメド）多発　[アクネ桿菌・表皮ブドウ球菌など]

→　白・黒・赤・黄ニキビ　[感染の強まり]

→　膿疱・硬結形成

→　にきびあと[赤く盛り上がるキズあと（肥厚性瘢痕）、多くの小さな皮膚陥凹]

 

できるだけはやい段階で「にきびの予防」と「にきびを悪化させないこと」が大切です！

 

にきび（アクネ、尋常性ざ瘡）

気を付けること

・規則正しい生活をする（食生活も含む）

・1日2回の洗顔

・ストレスをためない

・ノンコメドジェニック化粧品など、化粧品による外的刺激を避ける

治療法

薬物療法（抗生剤内服や外用、過酸化ベンゾイルやアダパレンを含む外用薬）

ピーリング

スキンケアも

 

ニキビあと（アクネスカー、ニキビ瘢痕）

治療法

内用薬

注入療法

・ステロイド注射

・PRP療法（再生医療）〈自由診療〉

外科的治療

・皮膚剥削術（シェービング、レーザーアブレージョン）

・切除術

ピーリング　など

 

様々なにきびやにきびあとの状態に対して、適した治療を選択することが重要です。